こんにちは!あぎひいです!
今回は、今週好決算を発表したクリーク&リバー社を調べてみました。
結論としては、コロナの影響がいい面にでる可能性もありますが、様子見といえますね。
限定的であれば、さらに伸びると考えたい銘柄です。
クリーク&リバー社:4763とはサクッと
1990年に創業し、当時は派遣事業を主におこなっていました。
そこから、映像事業やゲーム事業、出版広告とクリエイティブ分野なども事業展開してきた企業です。
近年ではwebや新技術に力を入れています。
派遣や紹介業・プロデュース事業も医療や法曹界に広げています。
直近では、VRゴーグルをつかった5G分野の低遅延配信実証実験を成功させています。(ドコモと共同)
人員が増えていますが、堅調に営業益を伸ばしているようです。
出典:同社ホームページ
:四季報
クリーク&リバー社のIR
売上高は、各セグメントにおいて前年同期を上回り、順調に推移いたしました。クリエイティブ分野(日本)に おいて、エージェンシー(派遣・紹介)、プロデュース(請負)及びライツマネジメント(知財流通)事業がそれ ぞれ伸長したことに加え、医療分野、会計・法曹分野そして新規事業分野において着実に事業基盤が拡大したこと により、概ね期初計画通りに推移し、過去最高の売上高となりました。
決算短信より引用
クリエイティブ分野(日本)が伸びているようですが、その中でも派遣、紹介が伸びているようです。
自己資本比率も50%と安定的ですね。
クリーク&リバー社の株価と各指標
直近の株価は自社株買いと好決算発表から、急騰し一時ストップ高になりました。
一時はコロナショックによって600円台前半でしたが、900円までもどしたかたちですね。
MACDもトレンド転換で、買シグナルです。
時価総額は現在で200億円で、今後伸びる余地も大きく残している印象。
PERも12倍と成長株としてはかなり割安です。(そもそも成長株と認識されていないのか!?)
売上は今期329億円ですので、PSRも0.6倍と割安感がだいぶ出ています。
利回は低いですが、10期連続増配中(後述)で配当性向も20%台とかなり株主制作に厚い会社の印象です。
今後の成長は?注目材料
来期の計画もコロナの影響が織り込まれてはいませんが、400億円を目指す計画で、好感をもてます。
今期寄与しなかった、韓国現地法人のゲーム会社も来期に利益をもたらすようで、こちらも期待です。
21年2月期で1円増配することで10期連続増配となることもあり、注目を集めそうです。
(状況で流動性が低くなることには留意です)
やはり一番の注目材料は5Gを使ったVR関連ですね。こちらがヒットすることで大きなインパクトは間違いなく起こると考えられます。
しかし、まだまだ実用化とどういったサービスが良いのかと業界的にも模索中といった印象で一般化するにはもう少しかかりそうだと感じます。長期的な(2〜3年)リターンで考えたいところ。
ただし、同社はゲームにもノウハウがありかつ、現在のトレンドである、機械学習(Python)、YouTubeといったところのプロデュース能力も高い様子ですので期待が大きいですね。
まとめ
好決算と自社株買いからストップ高の銘柄ですが、長期的な投資にも向いていそうな銘柄ですので、今後のコロナ次第で(いや窓閉めた後)考えたい銘柄です。
VRと5G。さらに低PER、10期連続増配。
これだけ有用な銘柄ですので、今後に期待大ですね。
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