株式投資

米国株の見通しは?暴落はある?2019-2020

こんにちは、あぎひいです。

今回は2019年から2020年にかけての米国経済の見通しについてのレポートを元に米国株の今後とマクロ経済を考えて見たいと思います。

結論としては

米国経済・米国株はそこまで悪くはなさそうで、暴落するリスクはないとは言い切れないシナリオもありそうです。

2019年〜2020年の米国経済の見通し

日本総研さんのこちらのレポートを元に考えてみたいと思います。

要約を引用

◆米国では、個人消費をけん引役とする景気拡大が続いているものの、設備投資など企業 活動に弱さ。成長ペースは2018年央をピークに減速傾向。

◆米中貿易協議の行方が見通せないなか、今後も貿易戦争の激化による景気下振れリスク を抱えた状況が続く見込み。ただし、2020年の大統領選挙で再選を目指すトランプ大統 領は、貿易戦争の激化が景気悪化を招き、有権者の支持率が低下することは避けたいと みられ、対中関税第4弾の発動は回避されるというのがメインシナリオ。

◆財政政策が景気下支え役を果たすことは期待薄。既往の拡張的な財政政策による効果は 2020年にかけて剥落するとみられるほか、財政収支の悪化と議会のねじれの下で、追加 の大規模な財政支出の実現も見込み薄。

◆一方、FRBが年内に小幅利下げに動くことで、株高地合いが続くとみられ、資産効果 が個人消費を下支え。加えて、住宅ローン金利の低下が家計の住宅取得能力の持ち直し に寄与することで、住宅投資も緩やかな回復に向かう公算大。

◆以上を踏まえ、先行きを展望すると、財政面からの景気押し上げ効果は2020年にかけて 剥落するものの、貿易摩擦による悪影響は限定的にとどまり、FRBの利下げが景気を 下支えする見込み。こうしたなかで、2%前後とみられる潜在成長ペースは維持され、 戦後最長の景気拡大局面がしばらく続く見通し。

◆リスクシナリオとしては、再選に焦りを感じたトランプ大統領が、性急な成果を求めて 貿易戦争を激化させ、景気が失速する事態を想定。米国では、企業債務が積み上がるな か、貿易摩擦の激化などに伴い、景気・企業収益が大きく下振れすれば、債務問題が噴 出し、景気悪化が増幅されるリスクも。

要約を見ると良くも悪くもない印象ですね。

米国株の見通しは?

テクニカルにダウ等を超長期的に見ていると、まだまだ伸びが続きそうな印象ですが、要約にもあるように、成長のスピードは2018年がピークとあり、潜在成長率は2%維持されるようです。少なくともマイナスはないよといったことで、潜在成長も内需の消費に牽引されているので、少なからず安心感はありまので、内需関連株は安泰?なのかもですね。

しかし、米中の貿易摩擦が長くなると、輸出関連や原材料を輸入に頼っている製品メーカーは(大部分では?)は大きな損害になる可能性があります。

米国政府の財政政策での支出も期待できないので、インフラ系は失速しそうですね。貿易摩擦からか機械設備投資も鈍化していて、将来性の不安は広がりそうです。

住宅販売と個人消費が強いので内需が下支えで安定的と言えそうな感じです。

トランプ大統領の政策次第では株価の急上昇もあり得るかなとは、個人的には思います。

暴落はあるのか?

シナリオとして解説されていますが、

トランプ→焦る→貿易戦争激化→景気失速→債務問題表面化→負のスパイラル

といった流れが考えられるようです。

私個人の考えでは、内需の調子が良いので影響は限定的かと思うところと、FRBの政策にも余裕がまだある様子があり、またそれが安心感を生むのでは?と考えます。

ただ、個人的にトランプ云々よりも個人住宅関連投資が少し過熱気味(リーマン前を超える価格)で個人債務負担増が懸念されるかと考えます。専門家は個人消費の余力があるといっていますが、僕は懐疑的です。

まとめ

先にもいったように、

めちゃくちゃ良くもなく、悪くもない?といった印象です。

たば各指標には気を付けていたいところですね。

しかしながらすごく個人消費が強いようで、羨ましい。

経済なんて分からんよという方にオススメな漫画です!

 

 

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