こんにちは、あぎひいです!
今回は最近株価が下がっているDropboxが今が買いどきかを調べてみました。
個人的な結論としては、少しリスクはありますが、考え方次第では割安で買い時といえると思います。
ただし、競争環境の注視は必要かと思います。
Dropboxとは?サクッと
おなじみですが、サクッとDropboxを紹介したいと思います。
知っている方が多いと思いますので、詳しいことはウィキなどで調べて下さい!w
Dropboxは去年IPOを果たした時価総額82億ドル規模のIT企業です。
オンラインストレージサービスの提供が有名ですよね。
僕自身も仕事でもプライベートでも、無料会員ではありますが、いつも使っていて非常に便利です!
設立は2007年にサービスは2008年にマサチューセッツ大学に在籍していた、ドリュー(現CEO)とアラシュによってサービスを提供し始めました。
意外にも10年くらいしかたっていないことに驚きです!もっと昔からあったと思っていたので、しっかりと、浸透していたんですね。
現在のユーザー数は有料ユーザーが1270万人で無料も合わせると5億人のユーザーがいます。さすがですね。。。
Dropboxの株価が下落中
IPO後は順調に推移していて、30ドル台を行き来していました。一時は40ドル台に迫る勢いを見せていましたが、2018年末日まで下落の傾向でした。
IPO自体は成功したといえますが、その後は市場からの業績への不安感からか、2018年末に株価は20ドルを割ました。
2019年頭からは割安と判断されてなのか、買い戻されていますね。
しかしながら、今年度も業績は上がらずに、20ドル前後を行ったり来たりとなってしまっていますね。
業績はというと2018年の決算では年間損失で4.8億ドルを計上しました。流石に大きい損失ですね。
前から赤字の企業ではありましたが、2018年12月期の決算は流石に大きい数字で投資家もびっくりだと思います。
当たり前ですが、EPSもマイナス1.35ドル!!
しかしながら、IPOしただけあり、純資産は約6倍になり、自己資本比率も39%台となっています。
4半期の2019年6月期は2140万ドルの赤字になっていますね。3月期の3倍ほどになっていますので、かなりのコストをかけています。
自己資本比率も徐々に下がって来ているのが現状です。
しかしながらも、売上は徐々に伸びているのもまた事実ですね。
さらにBPSも徐々にあがっていることから、改善の余地は有るのかと思いますが、まだまだ低い水準ですね。
さらに直近の株価が下がっているので、BPSも下がっていくのではと思いますね。
今は割安なの?
マイナスの材料が多いDropboxですが、割安と判断できる根拠は正直に言うと無いと言えます。
(えーー!)
が、それも現在の株価に織り込み済みといってもいいと思います。
しかしながらも、割安との根拠とは言い切れませんが、顧客数に注目したいと思います。
https://investors.dropbox.com/node/7741/pdf
公式の第二四半期の発表では、
Paying users totaled 13.6 million, as compared to 11.9 million for the same period last year. Average revenue per paying user was $120.48, as compared to $116.66 for the same period last year.
1190万人から1360万人に有料ユーザーも増え、単価も116ドルから120ドルにと増加傾向にあります。
無料のユーザーが5億人いると言われていることからも有料のユーザーの割合がすごく少ないと言えます。(約2.7%くらいですね。)
このことからも改善の余地は大いにあると思われます。
仮に600万ドルの売上UPになりますので、新規のユーザーの獲得をすすめながら、有料への誘導などの改善をすすめることで収益を上げることは大いに可能です。
今後のオンラインストレージ市場規模の予想も右肩上がりになるとの調査結果もありますので、期待値は大きくなりますよね。
(ですが、費用の構造の改革は必要だと思います)
使っている方は想像して下さい、Dropboxのない世界を。。。。
少しでもお金払いたくなりませんか?w
ライトプランの様なサービスを増やし価格を少し下げ目にし、他のプランへの入り口へのハードルを下げることが可能だと思います。
さらなるスケールを考えると、先行投資にお金が回るため、現状の無配当は我慢し、株価の上昇に期待ができるとおもいます。
Dropbox今後の戦略とおすすめ理由
市場の動向調査のデータは少し古く、日本のみでサンプルも少ないですが、おおよそでも、市場の競争環境は激しさを増しているのが現状です。
同じ土俵に、ITの化け物巨大企業がひしめくのが現状ですが、
Dropboxは新たにビジネス環境向けのクラウドストレージサービスの「スマートワークスペース」を開始しました。
このサービスが現状ではまだまだ好調とは言えませんが、潜在的なニーズの掘り出しに成功している様子で高評価が見受けられます。
また、新サービスでは統合的な作業環境を提供するとともに、他のサービスである、SlackやZoom、Google Driveを切り替えなしで使うことができ、一括検索も可能になっています。
さらにさらに、AIを搭載しており、ログインするとユーザーの以前の動向から、おすすめのサービスや探しているものを予測し提案することで、生産性を爆速的に上げることが可能になります。
競合次第ですが、この新サービスは次のスタンダードになると思われます。
また、Dropboxのコアな強みである、徹底したユーザービリティを生かして、サービスに磨きがかかっていくとも思いますので、更に期待は上がると思います。
まとめ
以上でまとめますが、少し?リスクは有るもののユーザーから考えても割安に思える現状で、収益構造も数年に改善される(IT企業ですので、そこまで高コストとも思えませんので)と考え、今が仕込みどき?になると思います。個人的に。
リスクが無いということは利益も薄いか無いことになりますので、現在の動向を注視してもいいかもしれません。
リスクとは不確実性といいますが、人それぞれ考え方次第ですね。ボラティリティ(振れ幅)が大きいとも言いますよね。
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