こんにちは、あぎひいです!
今回は連騰中の注目銘柄でテラスカイについて調べてみました。
連騰の理由は業績の上方修正にあると思いますが、調べるといろいろと、量子コンピューターなどの分野だけでなく、さまざまな面で、面白い会社だと思いましたので、少しでもお役に立てばと思います!
㈱テラスカイとはをサクッと!
㈱テラスカイは東京に本社を置く、東証一部上場企業です。
主な事業はクラウドを活用した、システムの開発を立案から運用、改善までを行っています。
クラウド時代のリーディングカンパニーと自社を位置づけていて、子会社も複数あります。
もう少し、細かく事業内容を見ていくと、
テラスカイはCRM(顧客管理・営業支援)のセールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーなっていているので、導入や運営のITコンサル活動
AWS(アマゾンウェブサービス)の導入、運営支援のITコンサル活動
各種クラウドやシステムなどのサービスのパッケージ販売などがあります。
自社パッケージ以外は販売代理店の様な感じですが、ビジネスモデルとしてはストックビジネスとフロービジネスの組み合わせになっていて、いいとこどりでできますね。
さらに今後もクラウド市場は伸びていくと予想されているので、今後も大きく期待はできますね。
IR情報分析
残念ながら、現在は配当は無いようですね。しかしながら、成長が期待できるとなれば話は別ですね。
売上高は順調に伸びている様子で、今季の中間も50億には届きませんでしたが、2月の決算にはもしかすると100億円の大台にのるかもしれませんね!(修正予想では89億円でしたが)嬉しい誤算があるかもしれません!
自己資本比率も順調にきているようです。57%となかなかの水準です。
しかし、意外にもROE(自己資本でどれだけ稼いだか)は下がっていますね。株価UPや利益UPによって自己資本が増えた分だとは思いますが、少しテコ入れが必要になりそうです。
それと、少し割高感が出てきている様子。
ただし、このままの成長率でいくとなれば、問題は無いでしょう!?
アマゾンなどのように!
量子コンピューターの子会社㈱Quemix
クラウド分野でイケイケな、㈱テラスカイですが、完全子会社に量子コンピューターの研究とサービスを提供をする㈱キューミックスを今年の6月に(令和になったばかり)設立しました。
研究といっても、IBMの量子コンピューターIBM Qの利用契約を締結していて、どういった使い方をするかの研究といったニュアンスのようです。
実機そのものの研究開発ではないのでがっかりと思った方は多いと多いと思いますが、
実機の開発よりもビジネス的(サービスを売る)には使い方をマスターしたほうが、有利ですよね。
実機がパーソナルコンピュータのように普及するには、まだまだ時間がかかると思いますので、(てか無いと思います)
可能性としては月極でブラウザ上で使うといったところが大きくなると思われますので、それらを使ったITコンサルやソリューションを提供といった流れになると思います。
楽しみですね〜。爆速の計算。
医療やAI、IoT、気象予報の精度や速度が大きく変わりますね。
開発分野や戦略
㈱テラスカイの今後の展望が気になるところですが、決算の資料によると
ベンチャーキャピタルを設立したり、(この会社は今後のクラウド分野で活躍が見込めるベンチャー企業への投資を促進している)
また、デジタルトランスフォーメーション(デジタルの力でより便利に)の分野にもクラウドを中心に参入(クラウドだけではないですが)しようと計画しています。
デジタルトランスフォーメーションの市場規模は2022年までに2兆ドルになるとの見通しもあるようです。
さらには、LINEを組み入れたセールスフォースでのオムニチャネルも積極的に展開していく予定になっていますね。
成長分野に参入することでさらに加速度的に成長してく見通しですね。
まとめ
㈱テラスカイを調べていて思ったことは、自社のコアな事業や立ち位置、ポジションが明確になっていて、シナジーの見込める、かつ成長する分野に積極的に展開していく、貪欲な企業だと思いました。
今後ITで伸びていく分野の筆頭である、AI、ビックデータ、量子コンピューターなどのテーマを抑えていることにも驚きです!
こちらも今後に期待できますね!
最近ちょっと割高ですが。上場後最高値更新も間近です。
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