ライザップG２期連続赤字！今後の回復は？逆に買い時なのか？

こんにちは❗あぎひいです❗

今回は、昨日６月１０日に決算発表のあった

「ライザップグループ」

について解説したいと思います。

決算は、コロナウイルスの影響も出ていますが、２０１９年３期よりは回復したものの、二期連続の赤字。

結論としては、だいぶ厳しいですが、もしかすると今が仕込み時？かとも思えます。しんちょうに行くには、次の１Q次第ですね。

少しでも役立てればと思います。

ライザップグループとは？サクッと

ライザップグループは、芸能人のビフォー・アフターCMでもお馴染みのパーソナルトレーニングジムのライザップやその他複数事業を運営しているグループ企業です。

設立は２００３年で札幌市場へ２００６年に上場しています。

ライザップの他にも大きく分けて

ライザップを含むヘルスケア事業

アパレルや雑貨のライフスタイル事業

ツタヤやエンターテイメント・出版・リユースのプラットフォーム事業

の３つの事業に分けています。

ライザップG業績

ライザップグループの売上自体はは右肩上がりできていました。が今季は微減です。回復基調であるといえると思います。

純利益は２期連続のマイナスですが、赤字幅は大幅に回復といってもいいと思います。

注目はキャッシュフローの大幅な改善です。（まだ調べていないですが、リース会計処理基準が変わったことの影響も？）

営業CFもFCFも大きく改善しています。少なくとも出血は少なくなりつつあると見れる？かと思います。

ライザップGチャートと指標

コロナの影響で株価は下落。

１年チャートでMACDは直近では買われずぎです。RSIも同様です。

時価総額が１０００億円弱に

PSRは売上が２０００億ほどですので２倍強とすこし高いか妥当くらい。

PBRが３倍弱で一般的には割高感。下落してなおこの水準ですね。いままでが高すぎた感もありますね。しかし、自己資本少ないので妥当といえば妥当。

載せてませんが、自己資本比率は１８％くらいとちょっとレバレッジ効きすぎな感じです。つまり怖い。

２０１７年時は１５００円までのぼりましたので、１０分の１に。

再度その水準まで騰がることができれば１０倍に？！

ライザップG今後の予想

ライザップグループのセグメント売上を見ると、ライフスタイル事業みの伸びている状況です。

また、利益貢献をみると、プラットフォームが大きく利益貢献しています。

プラットフォーム事業の中核である、WonderGOO事業やその関連が今後も伸びる感があります。

以下決算短信引用

＜WonderGOO事業＞ WonderGOO事業におきましては、エンターテインメント市場全体における新作ゲームソフトや音楽ソフト販売の低 調を受け、厳しい状況が続いておりますが、不採算店舗８店舗閉鎖や売場効率化に伴う改装を実施したことで業績 は堅調に推移いたしました。また、仕入型小売業からの脱却を図るべく中期方針「モノからLIVE」を掲げ、既存パ ッケージ販売だけでなくコト事業の強化に取り組んでまいりました。具体的には、大型デュエルスペースを併設し たトレーディングカード専門店の「DuelStade Ganryu」を３店舗出店、エンターテインメントレストラン「チーズ チーズカフェ」の出店、既存店舗へのリユース業態の導入を４店舗実施するとともに、空きスペースの転貸を実施 することで収益改善を図ってまいりました。 これらの結果、WonderGOO事業の売上高は29,050百万円、営業利益813百万円となりました。

トレーニングカードゲームの市場も伸びていて現状国内でも１０００億円市場。世界でも市場は伸びているようです（詳しいデータななし）

https://www.toys.or.jp/toukei_siryou_data.html

ライザップグループの現在の戦略は、M&Aで買収した赤字会社をライザップグループの培ったマーケティングノウハウで改善し収益化していく事にあると思います。

公式には２０２１年３月の来期に３０００億円と営業利益で３５０億円と２０１５年掲げています。

現状は更に１０００億円の売上の積み上げが必要ですが、M&Aは凍結するとなっていますので、かなり厳しいものがあると感じます。

ですが、潔く失敗を認めて、不採算店舗の閉店を促進して企業体質を健全化していることと、収益化に向けた進展は今後に期待が持てると考えます。

ただし、パーソナルトレーニングのライザップは競争が激しいかつ、事業ライフサイクル的には今後衰退期に入り始めていると思いますので、再成長はないと考えます。

まとめ

今回は、ライザップグループを解説してみました。

次回の２０２１年３月期１Qにはコロナの影響がさらに色濃くでてくると考えられます。しかし、前期からの経営改善で少しずつ好転している感じもします。

着各事業の実な黒字化を図ることで、今後は見通しが少しよくなる可能性もあると考えます。

もしかすると、WonderGOO事業が伸びてくる可能性が十分あるのでこちらに期待です。

要注視ですね！

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