こんにちは!あぎひぃです。
今回は、ADR=米国預託証券のオススメ銘柄を調べて、分析してみました。
お役に立てればと思います!
そもそもADRとは何?
そもそも、ADRとはAmerican Depositary Receiptです!
はい、読めません!日本語に訳すると、先出ですが、米国預託証券です。
ざっくりと説明いたしますと、米国以外の外国の会社の株をアメリカの銀行等が預かり、それを担保として証券を上場させた金融商品です。
なぜ、注目されるかというと、普通に米国株で米国企業の株の配当を得ると、アメリカ側の税金と日本側の税金を二重に払わなければいけません。
約30%です。恐ろしいですね。長期投資で配当狙いの戦略を取る場合は大きいハンデになります。場合によっては利益もかなり下がります。
米国株10%+日本(特定口座は自動で差し引き)約20%です。
ADRには現地の税金が0%の場合もあり、0%の国の優良企業の株の配当を狙わない手はありませんよね?
税金0%の地域(ADR管理手数料が掛かりますが大体が1%前後です)
- イギリス
- オーストラリア
- インド
- シンガポール
- ブラジル
- 香港
おすすめ銘柄5選
ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.B】
英蘭株の代表でAとBがあり、イギリスのロイヤル・ダッチ社とオランダのシェル社が合併しできたので英国ARD株(B)とオランダ株(A)があります。
昭和シェル石油等で日本人にも聞いたことがある人が多いかと思います。
先程も書いたように、イギリスのロイヤル・ダッチとオランダのシェルが合併しできた世界最大級石油メジャーの企業です。
世界的な原油価格が下がると影響がもろに出てしまいますが、事業も石油の生産から、販売までを垂直統合で行っており、安定的であります。
また、石油のみならず、環境エネルギー事業にも積極的に投資している企業で、環境への配慮意識が先進的に進んでいる数少ない企業です。
また、今後の見通しを立てるために独自に長期シナリオを立てており、過去にはオイルショックも予想していた程です。
一番の強みは自社に不都合な事実でも飲み込みプラスに変えていく組織力にあるかと思います。
配当も5.85%(2019.5現在)と魅力的です。
グラクソ・スミスクライン【GSK】
こちらも日本でも聞いたことがあるかと思いますね。GSKと略されたロゴをCM等でみたことがある方も多いかと思います!
GSKの強みは新薬の開発力かと思います、パイプラインの多さ(新薬候補の多さ)もそうですね!
また、呼吸器やがん領域を中心に注力しており、戦略的に他の製薬企業と差別化も絶妙です。他にも僕個人的に強みではと思うことは、経営統合や、売却、提携などの手段を柔軟にこなしているイメージで首脳陣のフットワークの軽さがあると思います。(イメージ的に日本企業には少ないですね)
こちらも配当5.26%(2019.5現在)
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】
こちらもイギリスADR株の筆頭で、イギリスADR株の中でも連続増配と珍しい銘柄です。タバコのメーカーでラッキーストライクやクールといった商品銘柄が有名ですよね!イギリスに本社を構えていますが、主にアメリカでの売上が大きいようです。
また日本でも加熱式タバコのglowを展開しており、アイコスやプルームテックと熾烈な加熱式タバコ戦争を展開しています。
配当も高くて6.82%といいですね!ただし、2019年5月現在は株価は下落傾向です。アメリカのADF(食品等の局)の規制強化のあおりをうけての下落ですね。
今後も規制は進んでいくと思われますので、高配当ですが、
ちょっと注意が必要ですね。
逆にチャンスと見て買い増し、時を見て売却といった事も考えられますが。。
アストラ・ゼネカ【AZN】
こちらもグラクソ・スミスクライン(GSK)と同じくイギリスの製薬メーカーで、世界的に有名で名前をご存知の方が多いかと思います。
アストラ・ゼネカの業績は2015年に底をうっており、現在は回復傾向にあります。
しかしながら、キャッシュフローは過去に遡るとあまり安定していません。
それでも、強みはGSK同様でパイプラインの多さです。逆にそれがないとやばいですけど。
中でも循環器・呼吸器やオンコロジー領域(がん)に強みを持っています。近年はオンコロジーに力を入れている?様ですね。
その中でも肺がんの薬であるタグリッソが注目されており、時期ブロックバスター(売上の大きな商品累計一兆円とかになる)ではと噂されています。
製薬業界の特徴として薬自体は低原価であるため、一つ製品化でき、需要がそれなりにあれば大きく利益が上がります。
話がそれてしまいましたが、長期の投資対象としては、大手であるので買収や事業再編である程度業績は安定し配当も安定するメリットはあると思います。
ブロックバスターがあればさらに株価も上がると思います。
ウエストパック銀行【WBK】
あまり聞いたことが無い銀行ですが、オーストラリアの4大銀行の一つで世界的にも展開しており、香港、インドネシア、ニュージーランド、シンガポールなどに支店があります。主に東環太平洋ですが。
オーストラリアもADRのなかで配当にかかる税金が0%になっており、魅力的な銘柄であります。
といってもオーストラリアの内需次第といったところもありますし、近年では世界的な銀行でも変革の大きな波によっては安泰とは行きません。
ただし、魅力は大きく、オーストラリアは人口が現在2500万人から2066年(遠いですが)までには4900万人と倍近くになると一部報道されています。
また、GDPも右肩上がりに成長しています。また、資源にも恵まれており、それらの輸出においてもきたいでき、開発も進んでいくと予想されます。
株価も2019年5月現在20ドル付近と手が出しやすいかと思います。
(下落傾向ですが、今後考えるとあがるのでは?)
配当も高い銘柄です(ので今後注目してみたいと思います。
ADRまとめ
おすすめのADRを調べて選定してみました。
ADRは現地の税金が0%のところもあり(ADRすべて0%ではありません)今後も楽しみな企業も多いとおもいます。
今後もADRに注目して良い銘柄があればお伝えしたいと思います。
また純粋な米国株もおすすめです。是非以下の記事も参考にしてみてください。
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